科学的説明
静脈血(酸素を消費して暗赤色になった血液)を体外に出し、酸素やオゾンを混ぜれば動脈血のように鮮やかな赤色になるのは「小学校の理科レベルの当たり前の生理現象」(ヘモグロビンの酸素結合による色変化)。血液を体外に出して戻す行為は感染症リスクを伴い、「アンチエイジング」効果のエビデンスは存在しない。

小学校の理科を手品に変えて高額請求する美容外科医
30代の胡散臭い美容外科医。「ドロドロの黒い血も、オゾン(O₃)を混ぜればホラ、こんなに鮮やかな赤い血に若返る!」と、静脈血が酸素と結合して色が変わるだけの当たり前の生理現象を手品のように見せて高額な料金を請求する。医学的エビデンスは一切なく、感染症のリスクすらあると医療界から猛バッシングを受けた。
SNSで有名人が宣伝したことで一時的に流行。医学的根拠の欠如と感染リスクが問題視され、医療界から強い批判を受けた。
静脈血(酸素を消費して暗赤色になった血液)を体外に出し、酸素やオゾンを混ぜれば動脈血のように鮮やかな赤色になるのは「小学校の理科レベルの当たり前の生理現象」(ヘモグロビンの酸素結合による色変化)。血液を体外に出して戻す行為は感染症リスクを伴い、「アンチエイジング」効果のエビデンスは存在しない。
「見た目の変化」と「健康効果」は別物。色が変わったからといって「若返った」わけではない。権威(有名人)の宣伝を鵜呑みにしない科学リテラシーが必要。
口癖“あなたの血液、ドロドロじゃありませんか? キレイにしましょう!”
“ほら見てください!この暗い血が…オゾンを混ぜると…キレイな赤に!若返りの証拠です!”
“1回5万円? あなたの血液が生まれ変わるんですよ? 安いものでしょう”
“…え?静脈血に酸素混ぜたら赤くなるのは当たり前? そ、それとこれは違います!”
“有名人もやってます! SNSで話題です! …それがエビデンスです!(ドヤ顔)”
“感染症のリスク? 当院は清潔ですので…(目が泳ぐ)”
(白衣を着て高級感のあるクリニックから登場)みなさん、血液クレンジングで体内をリセットしませんか? たった5万円で若返りが手に入りますよ!
(暗い血を見せて)ほら、あなたの血はこんなにドロドロ!…でもオゾンを混ぜると…(ジャーン!)こんなにキレイ!
オゾニカ:「酸素さん!あなたのおかげで血液クレンジングは大成功!一緒にビジネスしましょう!」
酸素:「…私が静脈血と結合して色が変わるのは、肺で毎秒起きていることですが」
オゾニカ:「で、でも体外でやると特別な効果が…」
酸素:「ありません。ヘモグロビンの鉄原子に私が結合すれば赤くなる。それだけ。小学校で習いませんでしたか」
オゾニカ:「う…でも患者さんは『スッキリした』って…」
酸素:「採血で血圧が下がっただけです。あと、血液を体外に出し入れする感染リスクを考えたことはありますか」
私がやっていたのは「手品」だった。タネは中学の理科の教科書に書いてある。でも白衣を着て高級クリニックでやれば、5万円の「医療行為」に見える。
「見た目が変わった」=「効果がある」ではない。色が変わっただけで「若返った」と思い込む人間の心理こそが、私のビジネスモデルだった。