科学的説明
マイケルソン・モーリーの干渉計実験で、地球の運動によるエーテル風が検出されなかった。アインシュタインは「光速は観測者に依らず一定であり、伝播に媒質は不要」として特殊相対性理論を構築した。

宇宙を満たすと自称する透明な支配者
20代後半の自称・陰の支配者。「私が宇宙を満たし、光を運んでいる」が口癖だが誰にも触れられない。マイケルソン・モーリーの実験で検出されず、アインシュタインの特殊相対性理論により「光の伝播に媒質は不要」とされ、存在を完全に否定された。
光の波動説から必然的に要請された媒質。マイケルソン・モーリーの実験とアインシュタインの特殊相対性理論で否定。
マイケルソン・モーリーの干渉計実験で、地球の運動によるエーテル風が検出されなかった。アインシュタインは「光速は観測者に依らず一定であり、伝播に媒質は不要」として特殊相対性理論を構築した。
「波なら媒質が必要」という日常経験の類推が、宇宙規模では通用しなかった。未知の領域に既知のルールを安易に適用する危険性。
口癖“私が宇宙を満たし、光を運んでいる。”
「エーテル」という名前はギリシャ神話の天空の物質。ヘリウムも太陽(ヘリオス)由来で、宇宙つながりの因縁がある。
“私は宇宙のすべてを満たしている。光は私なしには伝わらない”
“見えない?触れない?当然だ。私は全てに浸透しているのだから”
“マイケルソンとモーリーめ…あの干渉計がなければ…”
“アインシュタイン…あの特許庁の若造が…”
“真空は「空っぽ」ではない。…いや、だった。…いや…”
(どこからともなく声が響く)…私はここにいる。どこにでもいる。見えないだけだ。
…マイケルソンとモーリーの実験装置を壊してやりたい。あれがなければ…
エーテル:「ヘリウムよ。お前は太陽で発見された。私は宇宙を満たしていた。我々は宇宙の兄弟だ」
ヘリウム:「僕は実在するけど…。スペクトル線で確認されてるし」
エーテル:「私も実在する!ただ…検出できないだけだ」
ヘリウム:「検出できないものは、科学では『存在しない』と同じなんだよ。反証可能性っていう概念があってね」
エーテル:「…お前は厳しいな。同じ「見えない存在」なのに」
ヘリウム:「僕は見えないけど、測定はできる。それが決定的な違いだよ」
「見えないから存在する」と「見えないけど測定できる」は全く違う。その違いが科学と空想の境界線だ。
私は消えた。だが「真空とは何か」という問いは、ダークエネルギーとして形を変えて今も科学者を悩ませている。