科学的説明
ラヴォアジエは精密な天秤で燃焼前後の質量を測定。燃焼後に質量が増加することを示し、「何かが抜ける」のではなく「酸素が結合する」ことを証明した。

実体なき熱血漢、酸素の永遠のライバル
20代前半の暑苦しい熱血漢。「燃焼とは俺が飛び出すことだ!」と主張するが、実体がなくフワフワしている。酸素(O)を激しくライバル視しているが、ラヴォアジエの質量保存実験で「燃焼=酸素との結合」と証明され、存在意義が崩壊した。
ゲオルク・シュタールが提唱。ラヴォアジエの酸素説により完全に否定された。
ラヴォアジエは精密な天秤で燃焼前後の質量を測定。燃焼後に質量が増加することを示し、「何かが抜ける」のではなく「酸素が結合する」ことを証明した。
定量的な測定の重要性。「なんとなく正しそう」な直感的説明が、実際の測定データの前に崩れ去った典型例。
口癖“俺が飛び出すから燃えるんだ!…たぶん!”
酸素に座を奪われた永遠のライバル。酸素の存在を認めたくない。
“燃えるということは、俺が飛び出すということだ!”
“酸素?あんな新参者に俺の座を奪われてたまるか!”
“質量が増える?そ、それは…負の質量を持つフロギストンが…(しどろもどろ)”
“シュタール先生は正しかった!…はずだ!”
“俺には実体がない?うるさい!熱意なら誰にも負けん!”
おい酸素! まだ偉そうにしてるのか! 燃焼は俺の仕事だったんだぞ!
…ち、ちょっと体が透けてる? 気のせいだ! 俺は実在する!
フロギストン:「酸素! 俺の仕事を返せ! 燃焼は俺が飛び出す現象だ!」
酸素:「…質量保存の法則を知っているかい? 燃焼後に質量は増えるんだ」
フロギストン:「そ、それは! 俺の質量がマイナスだから…」
酸素:「マイナスの質量…。君、自分で苦しくならないかい、その説明」
フロギストン:「う…うるさい! 100年間は俺が正しかったんだ!」
酸素:「そう。100年間は。でも科学は、より正確な説明にアップデートされる。それが進歩というものだよ」
…俺は「燃えたい」という気持ちだけは本物だった。実体がなくても。
正しくなかった理論にも、次の正解への階段としての意味がある。…と信じたい。